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予備洗浄

使用後の器具はまず水中に保管し、汚れが固着しないようにします。
血液などのタンパク汚れやセメントなどは乾燥するととれなくなるので、乾燥させないようにしています。 

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速洗(自動洗浄機)

医療器具専用の自動洗浄機です。

これを用いることで各個人による洗いムラを少なくすることができ、さらには職員の手指の負傷を予防することができます。
また、専用の洗剤を用いることで細菌やウイルスを不活化することができます。 

家庭用のものはあくまでも油汚れを対象としているため、洗浄の温度が高すぎてタンパク汚れが落ちにくくなってしまいます。 

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超音波洗浄

細かい器具(削るバー)やバキューム(唾液を吸う器具)などの中が空洞になっている器具は洗浄機では十分に洗浄できないため、超音波の力を用いて汚れを落とすようにしています。

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乾燥、パッキング(袋詰め)

洗浄後の器具をよく乾燥した後、滅菌用の袋に入れていきます。

削る器具(タービンなどのハンドピース)は小型の滅菌器で滅菌するので別のトレーにいれています。

※器具はよく乾燥してから滅菌に入れないと十分に滅菌されません。 

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オートクレーブ

左側の小さなものが小型の滅菌器です。(乾燥機能なし)

右側の大きなものが通常の滅菌器です。

この器具で高圧水蒸気で加熱することで滅菌しています。


薬液消毒

熱消毒できない器具(プラスチック製など)は消毒薬で消毒しています。当院では消毒薬に次亜塩素酸ナトリウム、消毒用エタノールを使用しています。

当院では器具の使用方法(体内で血液に触れるもの、鏡など表面にふれるだけのもの)に応じて消毒・滅菌がどこまで必要かスタッフ全員に徹底していますので安心してご来院ください。

また定期的に外部の滅菌技士の有資格者に滅菌・消毒の方法確認してもらっています。

タービン(削る器械)の消毒について

2014年5月18日、ヤフーニュースに掲載されていた記事についてです。

 

記事では、「歯科医院のタービンを患者ごとに滅菌している医院は3割のみ」とのことでした。

では7割の医院さんではどうしているのでしょうか?

おそらくそのまま使うということはありえないと思いますので、消毒薬などで拭いているのでしょうか?

ただしそれだけではかなり危険だと考えられます。

その理由は、タービンという器械は高速で内部の羽根を回してその回転力で削っており、急に止めた

場合には内部に少し吸い込む性質があります。(最近のタービンは改善はされてきてはいますが)

そうすると、前の方の治療の際に出血があったりした場合は内部に血液を少し吸い込んでいる可能性

が捨てきれません。 それを表面だけ拭いただけでは不十分だと思いませんか?

 

当院では外部の講師によりスタッフ全員が滅菌・消毒についての指導を受けております。

その方の指導によりタービンだけでなく、削る部分(バー類)まですべて滅菌して使用しています

 削るバーがガラスのお皿に入っていて、そこから取り出して使用している医院さんはバーは滅菌していません


当院の滅菌・消毒についてお話を聞きたい患者さんがいらっしゃいましたら、受付までお申し付けいただければいつでも内部をご案内致します。

HIV患者の診療拒否の記事について

平成26年5月4日付けの高知新聞の記事について当院の対応について

非常に残念なことではありますが、県内のある歯科医院においてHIV患者さんの

診療拒否があったという記事が掲載されておりました。

そこで当院での感染に対しての考え方を掲載致します。

 

現在の医学教育では標準予防策(ユニバーサルプレコーション)という方法を用いて

すべての患者さんが感染症を持っている可能性があるものとして対応するということに

なっております。

当院でもこの標準予防策を徹底し、使用した器具は必ずそれぞれに応じた消毒・滅菌を

行っております。もちろん切削に使用するエンジン・タービン・バー類もすべて滅菌しています

実際、研修していた際に肝炎の有無を本人が知らないまま実は感染

していたという患者さんもいましたので、自己申告してくれている方の何倍も実際には

感染症の患者さんはいらっしゃると思います。そのため、申告してくれた方の時だけ感染

対策を行うということでは不十分だと考えています。

現在わかっている感染症は消毒・滅菌をしっかりと行うことで感染することは

ありませんので安心してご来院ください。

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